ESCAPE JOURNEY

見聞と雑記

由貴香織里先生の短編集「少年残像」読みました。
表題作が天使禁猟区連載時代の作品、以降の掲載作品はそれ以前のものという一冊。
天禁大好きっ子で育ったのでやっぱ表題作が一番好き。美しさと切なさと残酷さが詰まってて最高です。これが見たかった!
なおかつ、読み切りとしてのまとまりも美しくて、読後の後味の残り方がちょうど良い感じ。
古い読み切りたちも、昭和〜平成過渡期の少女漫画の空気が好きな自分としてはその空気に浸かれるだけで大満足。
後半の作品に行くにつれて天禁に繋がるネタがチラホラ見えていったのも興味深かったです。

で、この短編集を読まずにいられなくさせてくれた、先日配信の天使禁猟区東京クロノス感想は下記へ。

最後のページまでは割とこうサラッと読んでたんですよ。
新しい主人公はかわいい系だなあとか、ドンちゃん美羽ちゃんの二人は加藤とドールみたいだなあとか、百合系お姉様だなぁとか、まだデジタル作画に慣れてない感じかな?とか…。
最後のページで全部ぶっ飛んでしまった。なぜなら自分がラファエルが好きなことすら念頭になかったから。
忘れてたというよりはそのつもりで今作を読もうとしてなかったというか、続編というからにはやはり刹那たちの周辺が中心になるんじゃないかとか、なんならドンちゃん見てやはり加藤か…私も同行する(スッ)位の気持ちでいたので…。
ミカちゃんが出るのも吉良先輩っていうかルシファー関係かなと…思ってて……。
本当に自分でも予測不可能な動揺をしています。

とりあえずラストのミカちゃんの発言を素直に読むならカリス先輩の中にラフィー君の魂があるってことかな。
無印ラストでコールドスリープに入ったのもそのままだと考えたら、肉体は天界にあって魂の身が物質界になぜか来てる。
となるとジブリールと紗羅の関係がそのままラファエルとカリスに引き継がれてることになって、なんて皮肉なんだ、とこの続編自体に惹かれずにはいられない。
「力がないということはこういうこと」が、紗羅のことを思い出すラファエルの視点にしか思えないのも面白い。でもまだ目覚めてないんだよな…?
他、襲ってきた奴らはなんなのか(悪魔なのは間違いないだろうけど)とか、ミカエルと話してたのはジブリールなのかとか、クリオネの正体とか、アラフォーになってるであろう無道兄弟の様子とか、気になるポイントはたくさんありますが、あれこれ妄想しつつ来月を待とうと思います。
畳む

2022/04/21(木) - 漫画