ESCAPE JOURNEY

見聞と雑記

2022年3月2件]

長くなったので2回に分けます。

更新を待つ間、ふと、今回が最終回ならカラーページはセリフなしで帰還直後の様子を描いて、本編ページ頭から〜数年後〜展開だろうな、と天啓のように降ってきたんですが、0時になって見てみたら当たってて驚きました。
そんなわけで最終回。読後は寂しさもありつつも良い物語を見届けられた、という満足感が勝りました。

みんながワイワイしてギャグも混ざる空気がなんだか久しぶりで、ああこれがこの世界だよなあ…としみじみしたのがまず強かったです。
千空似の誰かとか、最終回でやるか?と思えなくもないギャグがあることがこの漫画だなーと。宝島でうんこ振り回してた千空とゲンみたいな。
待望の大樹と杠の恋の行方、まさか告白すっ飛ばして結婚まで行くとは!いやでもハグしたりしてたし、もう大人ですし、そうですよね。やっぱりあの木のところまで行って告白またはプロポーズしたのかな。想像できることがまた嬉しい。
ルリはもうクラフトとか待たなくていいと思います。まあ周りが助けてくれるかなこのカップルは。
司と氷月の罪の行方については気になってたので消滅した概念になってなくて安心しました。特に完全に手を汚してしまっている氷月の方は、だからこそあれだけ和解エピソードに時間をかけたわけだし、一度死んだからといって禊にはならないよね。

その罪の輪郭をも変えてくれるかもしれない、物語の最後に辿り着いたロードマップ、タイムマシン。
このブログに感想を書き始める前、別のところに雑感を投げてた頃、「ドクストにはタイムトラベルをしてほしくない」と書いたことがありました。
理由は、ざっくりまとめると「タイムトラベルは科学ではなくSFだから」と「百夜の死という不可逆的な事実が根底にあるからこそ物語に深みが出ているから」の2点。
ただそれを「地球外生命体との接触というSFに突入するラストエピソードを描いてから」「物語の大オチとして」出す、のならもう飲み込むしかない、負けた!って思いました。
タイムパラドックスについてはあまり心配してないです。「全人類を救いたい」という千空が、石神村のみんなが消えるような選択をするはずがないって信じられる。
この辺りの彼の思想については、最初の心理テストの解答に詰まってて、一貫して変化してないんだと思います。
そして、タイムマシンという無茶な提示をしてまで初志貫徹する様が嬉しかった。

過去改変、ホワイマンが地球上にいないとタイムマシンが作れないからとりあえず石化は起きるんじゃないかと思ってます。
地球を丸々石化するのにあんなに大量のメデューサはいらなかったので、突撃させる数を減らすのかなと。例のホワイマンも言ってたように。
あと3700年がないと石神村の歴史が変わるからここも経過させるんじゃないかなー。
だから変えるポイントとしては最低限でピンポイントな「対象の死の直前に石化して安全なところに退避」とかかなと。
砕けて風化した石像もそれを回避するのみとか。
ただタイムパラドックス周りの知識に疎いので、そんなことしなくてもうまく収束する理論があるならまた別なのかなとか。のび太はしずかちゃんと結婚してもジャイ子と結婚しても、どちらにせよセワシが生まれるんだっけ?

…まあでも、幼少期にラストで世界線変わるオチの作品に何度か出会ってはキレ散らかしてた経験がある身としては、根本から改変されることがなければいいなあ、って感じてるのが本音です。
いや、大事なのは結果ではなくて過程とは分かっていてもね…寂しさが募るんですよね。

夏にくる番外編が最終回より前の時間軸の話だったら良いなと思うし、そうだろうと思ってる。
あのオチより先のことは科学漫画として描けないから描かないだろうし、想像させるつもりであのラストにしたのだろうから。想像の余地はもう奪われることはないでしょう。

作品が完結することで、想像して良いゾーンが明確に決まる。これ、二次創作する人間にとってはとても大きいと今回身に染みて感じました。
というわけで次回、感想後半は二次創作する視点からの最終回感想になります。
畳む

2022/03/09(水) - 漫画

石25巻読みました。
Q&Aたくさんと1日のスケジュール情報嬉しいですね。解像度高まるぅ!
羽京が歌うまい情報が一番面白かった。なんかウケて。
ゲン、コーラが欲しいというそこにおいては嘘ついてなかったんだなってのもなかなかのエモでした。

把握していたはずなのにそうかもう発射までコミックス化なんだ…としみじみしました。なんだか時の流れが早い。

本誌感想。

いや~~~~~~~~~~
終わるでしょこれ……。
コミックス読んでますます確信しました。

とりあえず一話としての感想。
本誌の表紙が連載開始時と構図が同じってのはTwitterで回ってきて知ったんですが、めちゃくちゃエモくてニクい演出ですね。うーん終わるなあ。
ホワイマンがちゃんとこれまでのイメージ図の姿を回収してくれるサービスにちょっと笑った。集合体苦手な人この話キツそう。
千空が何を提案したかは来週まで引っ張られるんですね。それが明かされて作品にオチがつく何か…なんだろう?
ホワイマン側が否決した理由が達成確率なので、多分ホワイマンの益にもなるものですよね。

唯一ずっと人間を見ていたホワイマンが人間の可能性に賭ける展開は好きだな。
「意識が麻痺」ってことは一応意識が全くないってわけじゃないよね?
だからこれまでの人間のことは全部見てて、その結果人間側を選んだ…ということでいいんですよね。
宝島に落ちて散々醜い争い目撃して挙句の果てに腹の中にまで入れられたのになんて慈悲深いんだ。
何故?と考えるのは研究の始まりだから最後にはホワイマンも科学の仲間に…っていう作りも綺麗で好き。


以下は作品全体の構造についての勝手な思考(現時点での)。

来週で終わるものとして、改めて作品全体を見下ろしてみると、1〜2章と3〜4章で描きたいことが少し違っていたのかなと思います。
前半は何もないところから科学を取り戻す話、後半は今目の前にある脅威に科学で立ち向かう話。
言ってしまうと私は前半の方が物語としては好きですね。根幹となる舞台設定がまず好きなので後半が嫌いというわけでもないし、章の切り替わりでギャップが生まれることも納得できてはいますが。
で、スイカのあのエピソードが多分作品全体を通して最後に描いておきたかったエピソードで、最終章は半ばエピローグに近かったのでは?と…。
ゲームで言えばあれがラスダン前の最後のイベント。
そう思うとペース配分としてあのスピード感になるのは納得できる。ただリアルタイムで先を知らずに追ってると違和感を抱いてしまうというのは、仕方なかったようにも思います。
完結後にこの巻数でこの展開ならあとはこうだな〜って思いながら読むのとは、どうしても違いますよね。
あとヒューマンドラマはもともとひと匙のスパイスくらいなのだろうとは思ってたので足りないとは思わないです。あったら嬉しかったかもなくらい。

もしこれで来週終わらなかったらポップンでニエンテEX突撃します。捨てゲーなしで。あとカシオミニも賭けます。
畳む

2022/03/04(金) - 漫画